あさMiniこくレポ「神戸市のニュースから地域活性化を学ぶワークショップ」(第6回)

神戸市のニュースを取り上げ、地域活性化に関する議論を行っていくMiniこくり。

今日、第6回のCoCreのお題は、「インターネットで野菜や加工物を売ること」について考えてみました!競合も多く、ただインターネットのフォームを作るだけではおそらく売れない分野ですが、どのようにすればそれを乗り越えていけるのでしょうか!?

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今回取り上げたニュースはこちら!
「野菜や農産物加工品 ネット販売研修会 8月神戸」
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201607/0009267633.shtml

内容の要約:
今後、更に野菜のインターネット販売を普及させるために、野菜や農産物加工品のインターネット販売について学ぶ「直売活動に関する農業者向け研修会」が、神戸市中央区の兵庫県民会館で開かれるようです。

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農家の人たちにとって、スーパーを経由せずに自分たちの手で自分たちの野菜を売ることは、生産者の収入を増やすことにつながります。それゆえ、現在注目される販売手法になっている状態ですね。

しかしながら、野菜を作るスペシャリストである農家の人たちにとってインターネットというチャネルは未知の世界であり、正直わからん、という方も多いかと思います。

そういった環境において、研修会を神戸市が開催し、それをサポートすることは、それが適切に行われているとするならば、地域活性化にもつながることでしょう。

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今回はその、「野菜や加工品のインターネット販売」を進める上で、どのような情報を発信していくことが重要か、ということに関してマーケティングの視点から議論を行いました。

今日消費者が野菜を得る手段としてスーパー等の実店舗購入することが真っ先に考えらえれると思います。しかし現在は、様々なものをインターネットでも買うことが可能な時代です。野菜も例外ではありません。

インターネット販売することの特徴は、「農協を通さないこと」です。農協に通した時点で、その商品は農協の規格によって評価され、他の商品と一括りになってしまいます。つまり、農協を通さないということは、生産者が設定した価格で、生産者が考えたコミュニケーションを元に販売が行われるということです。好きなものに、好きな値段をつけることもできますし、好きなコミュニケーションをつけて発信できます。しかし、それが売れるという保証は一切ありません。

このような特徴を持つインターネットでの販売において重要なのは「どのようなメッセージを、商品を通して伝達するか」ということです。

こういったメッセージとしてどのようなものがあるか、最初に議論をしてみました。

最初に挙げられたことは、「商品の近くに生産者の写真を添える」といったコミュニケーションです。それによって、顔が見える安心感や、その商品に対する信用を作り出すことに成功しているんじゃないか、という意見が出ました。なるほど。確かに、購入するときに生産者の顔が見えると安心しますよね。

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確かに、今インターネットで野菜を売ることに成功している事例では、品質とはまた別の部分で「安心・安全」というようなメッセージを伝えるために、その商品に「情緒的なイメージ」を付加することに成功しています。

例えばある野菜をブランディングして、インターネットで売ることを考えるならば、「おばあちゃんがこんなに手間暇をかけて作った」、「おばあちゃんが少量だけ作った野菜」、「朝取れたばかり」といった「情緒的な」周辺情報を発信することが重要です。

なぜなら、インターネットで野菜を買うということは、生産者や製品の状況について、到着するまでわからないということがネックになるからです。この部分を解消するためには、「こういう人が作っている」、「こんなに手間暇かけて作られている」といった部分から、生活者に信頼してもらうしかないでしょう。

そのためには、どのような情報を発信していくことができるか、ということについて具体的な野菜・加工品販売のECコマースサイトを見ながら議論していきます。多くのサイトに「手作り」、「こだわり」、「とれたて」、「生産者の写真」といった鍵となる要素が散見され、とても楽しくあれこれと議論することができました。

そんな中で、今日はこの辺りでタイムアップ。皆さんも一度、インターネットで野菜を選ぶことがあれば、生産者が掲載している様々なこだわり部分からどのような感情を受けるかについて考えてみると、多くのものを学ぶことができると思いますよ。

次回のMiniこくりでも、神戸市のニュースを取り上げてマーケティングの視点から議論していきたいと思います。是非ともご参加ください!
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